オリジナリティー
こんばんは。
オリジナリティー。
一度は誰しもが考える問い。
今年は目まぐるしいスピードでいろんなことが起き、向き合い、次に向き合うというのを繰り返しているんですが、その中でこの事は喉に引っ掛かる小骨のように付いて回っている気がしています。
独創性、創意を表す言葉で、個性を出すという意味で会話言葉で使われている感じがするのですが…
そもそも個性を出すって何なの?
今年強く思うようになりました。
個性を出す、個性的であることは良いって風潮が、特に演劇の世界にはあるとは思うんですけど、その人がその人であることがそもそも個性を打ち出している訳だから、それ以上必要なのか?と。はい。
(ここで話しているオリジナリティー・個性は、人をキャラクター化し、デフォルメしたことの状態ではなく、日常を過ごす個人の性質のことで話をしています)
そう考えると、何を持ってオリジナリティーと言っていた私がいるのか?わからなくなりましたね。
反対に、3年前にお世話になった恩師が言っていたことがよくわかるようになりました。
何かをやろうとすることじゃないんです。
あるのを認めるだけでいい。
認めるだけでいいって…ちょっと不安になるかもしれませんね。
実際、私もそんな時期がありましたから、わからなくもない。
でも、考え方を変えれば、それだけ個性がある。生きているだけで、その人自身を体現している、ってことなのかもしれません。
実感はないと思うのですが、そういうことなんじゃないかなぁと。
価値観や考え方、行動の仕方、感じ方、興味があること、好き嫌い、すべての選択がオリジナリティー。
と、私は今、思っています。
そう考えると、朝起きてから寝るまで、
オリジナリティーの連続で、
自分好みのカスタマイズが楽しめますね。
…なんか得した気分になるなぁ。
ここまで読んでもらい、ありがとうございます。
では、また。
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