10月の公演、場所を変えてやります!
最初に。
今回の公演のご予約をしてくださったみなさまへ。
予約が入る度に、「ああ、この公演は実現できるものなんだ」って気持ちが強くなりました。
というのも、そもそも東京駅からバスで1時間半、電車で2時間半かかる場所に果たしてお客さんは来るのか?という所から出発してまして…
何も考えていないと言えばそうなんですけど、お店のオーナーの真室さんの夢、【久留里を演劇フェスができる町にしたい】が実現できる可能性があるってことだと思うんです、足を一人でも運んでくださるってことは。だから、私も地方で自分の創ったものを上演してみたいし、参加したいんです。
それが目に見えてのカタチになっていくと感じれたんです。
だから、ご予約していただき、本当にありがとうございます。
そして、申し訳ありません…
今回、3月に延期したIccoka #4「マザーズ&ガールズ」はまたしてもコロナの影響を受けまして、
現在の情勢下では感染のリスクを払拭しきれないとの結論に達しまして、一年後、来年10月に延期することにしました。
代わりに、今年10月はZoomを使ったオンライン公演に切り替えます。
来年の同企画のプレ公演としてです。
以下、概要です。
Iccoka #4「マザーズ&ガールズ」のオンライン化に伴いまして
<変更点>
・オンライン配信(メールにてリンクをお伝えします)
・予約はカルテットオンライン
・無料公演でカンパ制
・一部作品を変更
Iccoka「マザーズ&ガールズ」→「マザーズ&ガールズ」プレビュー版
吉田高尾「くるり日記」→「ぐるりと久留里」
<ご予約いただいているお客様への対応>
ご予約をそのまま、後日Zoomでの公演のご案内リンクを送らせていただいても良いか?を、
お一人お一人にメールにて確認させていただきます。
また、こりっちのプレチケにご応募いただいているお客さまにも同様の対応をさせていただきます。
<出演者について>
オンライン化に伴い、
西田 翔一((株)シーグリーン)
Hiromi
葉山 裕子 が降板し、
山下 智代、
石原 弘恵 が参加します。
うーん……って感じですよね……。
地元が島根で、たまに向こうの友だちとも話すんですけど、やっぱり地方の方がいろんな意味でリスクを抱えてるんです。
お年寄りが多かったり、
大きな病院が少なかったり=コロナ感染者への対応ベット数が少ない、
とにかく不安が都市部よりも強い印象です……むしろ、東京の方が演劇はやり易いのかもしれません。
3月延期して、またか~…とも思うんですけど、この半年、私は成長の機会にできたので、
これからの一年も初心に立ち返り、また挑戦や研鑽を積みます。その方がおもしろかったから。
久留里町家珈琲での無観客配信も検討したのですが、やっぱりお客さんがいて、観てもらって、
反応するという演劇の化学反応が起きる場でやりたい、お客さんに久留里に来て欲しいとも思ったんですね…
今の現実的な感染リスクに対応する最善策は、配信公演と考え至りました。
それでこの機会は、作品を、人を知ってもらう機会にしようと思うのです。
配信公演では、直に舞台に立つ役者のエネルギーだったり、表現体としては伝えにくい面もあるとは思うんですけど、それでも多くの方、特に地方にいる方々にも見ていただけるチャンスだとも感じているんです。
知らない人に知ってもらうことは、始めの一歩。
この公演は、そんなみなさまに「ご挨拶」のようなものと思ってもらえたらなと思います。
もちろん、前々から知ってるみなさまにとっては、今年もやってるんだなぁって思ってもらえればいいなとも。
ピンチはチャンスという言葉がありますが、私はこの機会をそのように捉え、一年後の企画へ向かっていこうと思っています。
10月は1年後のプレ公演。
プラスして来年の10月までの所で、今回Iccokaの作品に集まってくださっている役者さん達と共に、企画をしていきます。それについては、追々情報を出していこうと思いますので、楽しみにしていてください。
ですので、Iccokaを知ってるけど、見たことない方やそれこそ知らないって方へ。
1年後の予行練習として、是非この機会をお見逃しなく!
Iccoka作品に触れたことある方、好きな方へ。
私は、他の2作品はお客さんと同じ立場で楽しみにしてる一人です。
自分の公演で他の人の作品を観れるなんて…Iccokaつくった時もですけど、自分が想像してなかった未来。
作演出されるお二方とも、素敵な、心優しい方です。きっと作品も素敵です!
Iccokaの作品は、いつものように会話劇。日常です。
久留里での公演で全編観て欲しいので、こちらも「ご挨拶」、お披露目として見ていただけたら…
別の作品も書いたんですけど、今、前回公演「クロップドケーキ」が劇作家協会 新人賞の一次選考を通ってるから、考えに考えて、やっぱりこの作品に触れて欲しいなと。
設定が久留里なので、久留里町家珈琲さんでの上演を思い浮かべながら見ていただくと、想像力が更に働いて、おもしろいかも…。
そんなこんなで今年も上演することが出来ます!
お客さんもですけど、側にいて、支えてくれる制作の四方田さんや美崎さん、高尾さん、
Iccokaチームの役者さん達、他チームの役者さん達が力を貸してくれているおかげです。
この記事も見てくださっている方も、その一人。
本当に、みなさん、ありがとうございます!
では、10月24、25日。
オンライン上でみなさまにお会いできることを楽しみにしております。
Iccoka主宰 井川いずみ
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