年月

こんばんは~。



今日も観てきました、
シェイクスピアシアター。


「間違いの喜劇」


これは、シアターの十八番ですね。

双子が入れ違えて、起こる騒動のお話。
詳しくは本に譲ることにして、
ここでは、月日を重ねたことの素晴らしさを書きたいので書こうと思います。


二年前、私はこの公演を観ています。

キャストの変更は若干ありましたが、
ほほ同じ。
でも、内容が全然違ってた。

台本を読み込むことで、
役者は演じることをしますが、
その読み込みが血肉を得、
その舞台に立っている役者本人の経験や感情が見えてたんですよ!

私は、役者のこういうものがある見えるのがとても好きなので、すごくうれしくなりました。

だって、私は直接その人を知らないけど、
その人にとって、何が大切かそうでないか?
どういう経験をしてきているのか?

そういうのが見える度、
距離が近くなってくる。

そうすると、
私も舞台の世界に入っていけるんです。


だから、前より笑いました。
最後の院主さんが出てくる所でも笑えた、
シリアスなシーンなのに!

でも、シェイクスピアという人は、
そういうことをおもしろがる所もあるんだろなぁ~って、シアターの舞台観るとよく思います。

シアターも歴史ある劇団で、
シェイクスピア一筋。
たから、本の解釈はずば抜けてると私は感じています。


その舞台に立つ役者さんたち、
特に齢を重ねた方を見て思ったのは、
年を取るって、素敵だなぁって。


その人の人生が見える。


そういう生き方を、
ずっと舞台に立っている私になろう、
そう思いました。


良いものを観ました。

よく眠れそうです。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

おやすみなさい。






Iccoka!

演じて、書いて、創る 井川いずみがやっている Iccoka(いこっか)のサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000