深まるほどに

こんばんは。


私の友だちで洋裁をしている人がいます。

銭湯で知り合って、二年半くらいの仲。

その人は家で仕事をしていて、
私は今はそうじゃないけど、
前はちょくちょくお邪魔してた。
何がどこにあるか、
知ってるくらい入り浸ってたその人の、
お仕事をしている姿を見るようになったのは、ここ半年ほど。

「不器用です」

という割には裁断バサミで布を切る姿はかっこいいし、仕上げている服は個性的で、かつスマート。

着る人が心地よく、動きやすく、愛着持ってもらえるよう、めっちゃ考えてる。
そういう仕事の仕方を知ったのも今年に入ってから。

それまでは、おもしろい人だなぁ~と勝手に押し掛けていたのだが、そういうクリエイターの一面を見てからというもの、一歩引いて、礼儀正しくいる私。
まあ、礼儀正し過ぎると不気味がられるので程々にしてますけど、尊敬を感じているのです。

ものづくりは、深まれば、深まるほどに大変な作業や思い、ありとあらゆることを体験する。でも、それは愛ある形を創る為に必要なプロセスなんだ。

と、友人が仕事をしているのを見ると伝わってくるし、常々話してくれる。

世の中のものづくりの人たちも同じように考えてたら良いなぁ…。

そんなことを考えた夜。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

では、おやすみなさい。


Iccoka!

演じて、書いて、創る 井川いずみがやっている Iccoka(いこっか)のサイトです。

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