2021年のおしまいと共に感謝
本日で『Iccoka online2021』の参加企画『生きる』とアーカイブ配信の終了となります。
12月、怒涛となりましたが、結果、良かったの一言に尽きます。
特に、1週間という準備期間で集まってくださった出演してくださったみなさんには頭が上がりません。本当に素敵な役者さん達が、それも役にぴったり方々でしたのがひとしお驚きでした。
陰で協力や手伝ってくださったみなさまにも感謝です。ありがとうございます。
今年は、いろいろな面で脱皮と言いますか、新しい場所や人を知り、これまでの自分とは違う選択をしてきた一年になった気がします。
さくっと書いていきます。…長いです。
今年ここまでいろんなことにチャレンジできたのは、3月に出演しました、
穂の国とよはし芸術劇場PLAT 市民と創造する演劇『甘い丘』があってです。
photo by 伊藤華織
オーディション情報と共に知ったKAKUTAの演劇の楽しさ、凄さ、感動。
それを創り出したばらさんこと桑原裕子さん、KAKUTAメンバーのみなさんとご一緒できたこと、 豊橋をはじめとする愛知県内外の地域で生活し、演劇をし、今回メンバーとなったみなさん。
私は今年何度も書いてるけど、豊橋のメンバーは凄い人たちばかり、市民劇と舐めちゃあかんのです。
実際、前年のオーディションで集まった人たちの情熱やエネルギーに圧倒され、尊敬しました。
豊橋自体が変わったグルメ、あんかけスパや豊橋カレーうどんなど個性溢れる食文化があるように、みなさん、めっちゃ個性的で、公演終了後の今も仲良くしてもらっています。
地方に単身乗り込むなんて考えもしなかったけど、周りの方々、ばらさん、劇団『甘い丘』メンバー、スタッフさん、市民スタッフさん、オーディションで一緒だった人たち、生活面は特にインディと伴さんに助けてもらい、そこでの時間は役者としてもですが、人としても学び多い時間となりました。ここで改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
そして、今年は予定していた10月の公演を取り止めました。
コロナのことからいろいろ加味した上での決断、決断に至るまでずっーと悩んでいました。
楽しみにしていてくださったみなさまには本当に申し訳ありませんでした。
ですが、このことが引き金となり、
また昨年のEPAD事業に『クロップドケーキ』が取り上げていただいたことの続きとして、
今年はIccokaの作品を知ってもらう年としました。
『クロップドケーキ』のkindle販売。
前年公演の映像と久留里町家珈琲さん閉店の日の映像を編集し、作品化した『マザーズ&ガールズ オンラインプレビュー+久留里町家珈琲の旅立ち』は、今年の門真国際映画祭ドキュメンタリー部門1次通過しました。
そして、『Iccoka online2021』。
やってみたかったけど、やってなかったこと。
思い付いて、やってみたこと。
それをする勇気を、豊橋で得た感じです。
『Iccoka online2021』に関しては、反省点もいっぱいあります。
DMの文章が分かりにくかったとか、フィードバックを得る方法をもっと作れば良かったとかとか、 みなさんが本当に楽しめたのか、参加しやすい状況をもっと作れるように出来なかったのか?
いろいろ考えてしまうのですが、 昨日Twitterでちらりつぶやきましたが、
作家としての私の殻を、薄皮かもしれませんが、破れたかなという気がしています。
演劇とはめんどくさいもので、たくさんの人と関わることが必要です。
そして、人と関わる時に良いなぁと感じてることが、
自分が得意なことで貢献し、苦手なことは得意な人にしてもらう
甘えかもしれませんが、その人らしさが活かせる場ってそういうことで生まれるとも思うのです。
ただ、私は手放しで人に頼るのがそんなに上手ではない…
今回の企画は、Iccokaの作品を知ってもらうことも、
演じる台本、場が欲しい役者さんたちにそのきっかけをつくることも、
観る人たちに新しい推しを出会う場づくりも、
そして創る側が新しい才能に出会う場づくりもでしたが、
そんな私自身の場でのありました。
だから、今回の企画で私がみなさんの懐をお借りしていたんだと思います。
すべてのみなさんに感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
今日で『Iccoka online2021』はおしまい。
『生きる』の配信動画を創ってくださったみなさまには申し訳ありませんが、配信を停止していただきたいです。よろしくお願いします。
また、台本を使用したい方がいらっしゃいましたら、Iccokaにご連絡ください。
私は役者としても、脚本を書く人としても二足、
Iccokaのことを含めますと、幾重の足を持って、来年もやって参ります。
地力が必要なのはわかっているので、そちらを更に付けたいと思っています!
最後に。
来年がみなさまにとって、幸多き年となりますように。
2021年12月31日
Iccoka主宰 井川いずみ
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