古きも、新しきも

こんばんは~。

月1更新のブログです。


なかなかコロナが収まりませんね、先程、また新たに緊急事態宣言の延長が出ました。

以前のような形式の公演の実現が更に遠退きます…。


しかし、もう配信が普通に公演に組み込まれるようになったし、そのおかげでいろいろなものを観る機会が増えたように感じますし、それに合わせたプラットフォームの数もいろいろあるんですね。

配信を観るってならないと、わからないことばかり。

以前とは違う意味で、楽しむ角度が変わりつつあると感じています。


そう思った一番の作品は、今月のG.W.の終わり頃にありました、これまたコロナ禍で生まれました、劇団ノ―ミーツさんの公演『夜が明ける』。





この公演、始めから知って訳ではなく、Twitterの公演当日のリツイートで知りました。


私は、ノ―ミーツさんのお名前は知っていたのですが、観たことはなく、みんなで夜を明けようというフレーズに惹かれ、深夜の1時過ぎからでしたけど、拝見しました。


公演詳細は下記サイトに譲るとして↓



結果としては、私は夜が薄らんだ所までの記憶で…最後まで観れなかった訳です。


ですけど、観ている間、すごく不思議な感じでした。


とても個人的な話、こと、現在起きている状況から引き起こされたそれぞれの想いが、より密に、舞台とも、映画とも違う親近感で迫ってきたのは、

今の生活に無い空気や景色、静けさ、灯り続ける炎の揺らぎや薪のはねる音など、体の細胞に染み込んでいる感覚が同時に呼び起こされていたからではないかな~と個人的に思いました。


演劇は、人の心の中にある感情や言葉を呼び起こすものだと感じているんですけど、


この公演は、それ以上に忘れてしまった人としての感覚も呼び起こしていた。

それって、すごいことですよね!

みんなで見た朝日はさぞ美しかったろう…


コロナになって、演劇というものはもっと自由になったのかもしれません。


コロナ以前は、目の前の観てくださってる方と直接関わり合う、直の関係しかなかったと思いますが、今はもう国境の隔てなく世界中の誰でも触れれて、演劇自体も小屋を飛び出し、新しい可能性にどんどん進んでいっている、それまでもされていた方々はいると思うのですが、これからはそちらが支流になるかもしれません、勝手な推測ですけど。


もし、そうなったら…どうかなぁ…


観る側、観られる側の隔たりもなくなっていくかもしれませんね。



それ位、自由にものづくりができるようになるってことは、それだけ好きな人が多いってことで、好きな人が集まれば、何だってできる、都市地方関係なく。これは豊橋での公演で学んだことなんですけど…

地域限定ではなく、一つのカラーとしての地域性が出て、それが広まって、全国にファンができるってのが今、一番イメージが付くことで、


それを考えると、以前は難しいなってことが案外できるようになるのがアフターコロナなのかもしれません。




最近、私は考えてばかり。




読んでくださって、ありがとうございます。

では、またお会いしましょ。













Iccoka!

演じて、書いて、創る 井川いずみがやっている Iccoka(いこっか)のサイトです。

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