2020年もあと少し
久しぶりのブログ更新です。
もう少しでこの動乱の年も終わりを迎えようとしています。
振り返ると、今年はこれで良かったのかもなって思っています。
理由は単純で、コロナという出来事があったおかげで、私は新しいことに挑戦する機会を得、この期間、仲間の大切さを改めて感じ、ベースアップを図るではないですが、気になっていた所を少しづつ取り組む時間を持てました。
また、書き手としては、オンラインワークショップに取り上げてもらえたこと、そして戯曲賞の一段階目の候補として名を連ねたことは、Iccokaを始めてから3年間の積み重ねが客観的に評価していただけたという、一つの励みを得たというのも大きかったです。
YouTubeのIccokaチャンネルはようやく動く機会を得たのも良い出来事の一つ。
今年の公演は、オンラインに移行してしましましたが、見てくださった方にも、予定の公演を楽しみにしてくださった方にも、何でしょう……こちらがその声を受け、力を得たという気がしています。
公演は何事もなく、終わりましたし、その後、何も起きてませんしね。
本当に危機とは大切なもの、ことを思い起こす機会を与えてくれます。
3年目を迎えましたが、改めて初心に立ち返る機会を得ました。
これは私感ですが、どんなことも初心の時の想いがどんな時にも支えてくれるという感が否めません。
世の中は、また霧がかかり始めているような、少し危うい状況に日々なってきています。
この文章を書いている今も、劇場では公演が行われ、以前とは一味違った形、配信も含めた形式が一般的になりつつありますし、その方が今、この時期安心して観劇できること、地方にいる方にも楽しんでいただく機会となりうること、つまり裾野が広がった一面もあり、やはり一概に悪いことばかりではなさそうです。
……主宰者としては考えること尽きないのは良いことかもしれません。
Iccokaは、来年は今年できなかった久留里町家珈琲さんでの公演を実現できるように日々、進んでいきます。
今年はまだ冬らしい冬が来ていない東京。
ですが、みなさま、風邪など体調を崩されませんように、ご自愛ください。
また、少し早いですが、良いお年をお迎えください。
2020年12月9日
Iccoka主宰 井川いずみ
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